単品CF(検査治具)
TODAの単品CFは自動車構成パーツ単品における精度確認・検証をするためのツールです。基本的には2箇所の基準ピン、バランスに応じて4箇所程度の0受け面でのクランプ固定をして使用します。また検証結果に応じて、金型の修正部及び修正量の解析をする機能も持ち合わせています。
BODY SIDE OUTER PANEL CF
お客様要望を満たすため、AL鋳物ベース採用、ルーフモール取付部の基準面をリンク可動式とした点に特徴が有り、設計・製作共に難度が高くなった物件です。AL鋳物ベースである為, 温度等諸条件の影響を受け易いため、より精度の安定する特殊構造設計を採用しています。また切削加工においても温度管理、加工速度に細心の注意を払い、AL鋳物ベース・CF(検査治具)全体の要求精度を達成しています。 |
BODY SIDE OUTER PANEL CF
BODY SIDE OUTER PANEL CFは通常、関連部品が多数ある為、こちらの物件では対象製品PANEL全体を測定できる様、樹脂による全面測定形状を採用しました。さらに、測定形状部外周にはスイング構造の振込測定形状ブロックを全周に渡って設定。まさに、対象製品PANELの隅々まで測定できる検査治具(CF)になっています。 |
BODY SIDE OUTER PANEL CF
こちらのBODY SIDE OUTER PANEL CFは受け治具(JIG)としての機能・特徴が強く、対象製品PANELを検査治具(CF)にセットし、実際の測定はCMM自動測定器にて行う仕様となっています。その為、検査治具(CF)上での測定形状部の設定は非常に少ない設計となっています。またCF構造が規格品ALパイプ組上構造となっているため、製品寿命後はリサイクルすることができるECO製品となっています。 |
FRONT FENDER PANEL L/R CF
こちらのCF(検査治具)は、対象製品PANELの外周外郭トリム、面の測定を実車取付状態で行う仕様となっています。外郭ゲージにスイング構造を採用することにより、外周外郭トリム測定時に邪魔になりがちな外殻ゲージ取外し作業を行うことなく、スイング開放・固定のみの高い作業性を実現しています。また裏側には対称部品用CF(検査治具)を設定しており、RH/LH一体型構造となっています。 |
HOOD INNER CF
こちらのCF(検査治具)は、内周、外周共に全面測定形状を採用、任意のポイントを測定できる仕様となっています。CF構造に四角パイプフレーム構造を採用することにより、通常よく用いられるスチールベース構造よりも大きく軽量化しています。また、軽量化したことにより、キャスタ-設定を可能とし、フォークリフト等を必要としない移動性を実現しています。 |
DASH BOARD LOWER RH CF
こちらのCF(検査治具)は、対象製品PANELの外周測定と溶接スポット面の測定を行う仕様となっています。裏側からの測定が容易にできる設計となっており、また写真後方に倒した状態でも測定できる仕様となっています。
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